この記事を読んでほしい人
- 相手の褒め方がわからない。
- 相手を褒めるべきとは聞くけれど、ちょっと会話したくらいで、そんなに褒めるポイントなんて見つからないよ。
- 相手を褒めるポイントを簡単に見つける方法ってあるの?
この記事で紹介する秘技「仮定褒め」をマスターすれば、よく知らない相手でも褒めることができますよ!
多くの人がやっている「褒めるまでの流れ」として、「相手の良いポイントを探して見つける→そのポイント褒める」というものだと思います。
一方で、この褒め方だと褒めるポイントが見つからなくてあたふたしたり、褒めるポイント探しに集中しすぎて会話についていけなくなる、といったこともあります。
秘技「仮定褒め」を使うと、簡単に相手を褒めることができるようになりました。
【仮定褒め】「もしかして、〜ですか?」
仮定褒めのやり方はとてもシンプルです。
「もしかして、〜ですか?」とそれが事実でなかったとしても、良いと思った点を褒めればOKです。
相手を観察して、「もしかして」と思えば、どんどん口にしましょう!
ただし、相手にとってマイナスな「もしかして」は言わないでくださいね。
プラスな「もしかして」はどんどん相手に伝えましょう!
仮定褒めのメリット
『「もしかして」が外れていたらどうするの?』
大丈夫です!
「もしかして」が外れていても当たっていても、相手に良い印象を与えることができます!
理由は以下のとおりです。
「もしかして」が外れていた場合のメリット:
ピグマリオン効果(教師期待効果)を期待できる
ピグマリオン効果とは、人は他者から期待されることによって、期待に応えようとするという効果です。
アメリカの教育心理学者ローゼンタールによって検証された心理学の効果です。
仮定褒めの内容がたとえ違っていたとしても、それは「あなたにはそう期待していますよ」と伝わることになります。
するとピグマリオン効果によって相手はその期待に応えようと努力しようとするんですね。
だから、「もしかして」が外れていても、相手は「私に期待してくれているんだ」と思って、あなたに好感を持つようになります!
「もしかして」が当たって場合のメリット:
コールドリーディング効果を期待できる
コールドリーディング効果とは、相手のことを言い当てることで、相手に「わたしのことをよく分かってくれている」と思わせる効果です。
こちらも心理学で検証されている効果です。
人が占いにハマる理由はこれだと言われています。
占い師に自分のことをズバリ見抜かれると、「この人は自分のことをよく分かってくれている!」となり、普通は他人には話さないような秘密を相談することもあるんですよね。
実際にはそこまではうまくいかないにしても、相手と深い仲になれる可能性が大きくなります。
「かもしれない」と思った相手の良いところをどんどん言葉にしよう!
「これ違うかな」と思うことを言葉にするのは勇気がいるもの。でもどんどん言葉にしましょう!良いかなと思ったことを言葉にしても、マイナスになることはありません。
ご紹介した「仮定褒め」を使えば、当たっていても、仮に違ったとしても、相手に良い影響を与えることができます。
最後に、ご紹介した内容をおさらいしておきましょう。
仮定褒めの流れ
- 「かもしれない」と思った相手の良いところを伝える「もしかして、〜ですか?」
- 外れていても、ピグマリオン効果で相手の自信とやる気がアップ。
- 当たったいれば、コールドリーディング効果で相手との関係が良好に。
ぜひいまから実践してみてくださいね!ありがとうございました。