この記事を読んでほしい人
- 上司のほめ方が分からない。
- 目上の人に気を使いすぎた結果、「さすがです!」「すごいですね!」といった無難な言葉に終始。
- 上司の効果的な褒め方ってあるの?
この記事で説明する上司の褒め方を実践すれば、上司を効果的に褒めることができますよ!
上司の褒め方の正解を知らなかった昔の私は、
- 「さすがです!」
- 「知らなかった!」
- 「すごいですね!」
こういった単調な褒め方に終始していました。
これらの褒め方は便利ですが、「何の魂胆があるの?」「何か裏があるのでは?」と思われ、褒めておだてるつもりが、むしろ逆効果になることもあります。
上司もこれまで多くの部下と関わってきているわけですから、そういった言葉を言われ慣れているんですよね。
上司を効果的に褒めるには、ほとんどの人がやってないやり方で褒めることが重要です。
以下の点を心がけるだけで、簡単に上司を気分よくできます。
上司の褒め方3つのポイント
ポイント1:上司がこだわっている点を褒める
上司のこだわりを普段の様子から察知し、徹底的に褒めましょう。
ある程度の期間を上司とともに過ごすと、上司のこだわりが見えてくるはずです。
上司は「おれは〇〇にこだわっている!」なんて直接的に言うことはないですからね。
上司との普段の会話をじっくり考察して、上司のこだわりを発掘しましょう。
ポイント2:上司と同格の人、ライバルに当たる人と比較して褒める
- 上司と同格の人 → 同じ部署や同じ会社で役職が同じ人。
- 上司とライバルに当たる人 → 他部署や他会社で役職が同じ人。
こういった人と比較して褒めましょう。
上司は目下のあなたがすごいと思ったことなんて、言ってしまえばどうでもいいんですよね。
心の底では「ふーん、そうなの」くらいにしか思われていないはずです。
そこで、上司と同格の人、ライバルに当たる人と比較して褒めるようにしましょう。
ポイント3:ひとり言褒め
面と向かって褒められるのって、恥ずかしくて誰しも得意ではないんですよね。
解決策として、「ひとり言褒め」を使いましょう。
すごいと思った点を伝えようと言葉にするのではなく、ひとり言として言葉にするのです。
さらに、「やっぱり」を入れると、「前から思っていてくれていたのか!」と思われ、さらに効果的です。
【具体例】こだわりの褒め方
具体例を挙げます。
上司が、「時事ニュースをよく話題にする上司」だったとします。
この上司をどう褒めますか?考えてみてください。
- 「よくニュースをご覧になるんですね!」
- 「〇〇のニュースに関する上司の見解を教えてください!」
- 「勉強になりました!」
こういった褒め方で良いでしょうか?
もう一度よく考えてください。
「上司が時事ニュースをよく見る」という事実を表面的に捉えて褒めるのではなく、上司の深層心理まで考えましょう。
「時事ニュースをよく見る上司」の深層心理は、ズバリ、「自分や会社の世間体や体裁を大切にしている」ということではないでしょうか。
ここが上司のこだわりというわけですね。
そうするとベストな褒め方は、「上司の社内ではなく社会への貢献」「上司のコンプライアンス遵守意識」こういった点を褒める言葉となりますね。
同じように考えると、以下のような上司の深層心理も分かりますね。
・「上司の上司」をよく話題にする上司 → こだわりは「社内での評価」
・「休日の過ごし方」をよく話題にする上司 → こだわりは「人生の満足度」
もちろん、あなたが「すごい!」と思ったことを、純粋に褒めるのもまちがいではありません。
あなたの気持ちを言葉にするだけですので、簡単ですよね。
しかし、人の価値観は様々で、あなたがすごいと思っていることは、実は上司にとっては何でもないことだったりします。
普段の会話から、上司のこだわりを見つけるようにしましょう。
まとめ:3つのポイントをマスターすれば、上司は喜ぶ
最後に、ご紹介した内容のおさらいです。
上司を褒める際の3つのポイント
- ポイント1:上司がこだわっている点を褒める
- ポイント2:上司と同格の人、ライバルに当たる人と比較して褒める
- ポイント3:ひとり言褒め
職場の雑談、飲み会、色んな場面で実践してみてくださいね!ありがとうございました。